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思い出の縛帯♪そして井上成美…長文どすぅ(笑)

えっと~…(笑)、前回の記事に使用する為に
愛ちゃん先生の写真を探していた所、
懐かしい写真と色々と遭遇したんですけど
その中で↓の写真が出て来ました。
これが何か分かる方はかなりのマニアの方ですね~。

答えは……【海軍操縦者用縛帯(落下傘ベルト)】です。
通称:縛帯…「ばくたい」と読みます。
私の所有物ですが、以前ファミリーブログでご紹介した時に使用した写真です。
私がむか~し、戦死した伯父達の事や故郷にあった
出水海軍航空隊に関する情報を得るために色んな方面の方々と
お付き合いしていた頃に入手したものです。
今でこそ簡単にレプリカが購入出来ますが、その頃はありませんでした。
本物と言えばビックリするほどのお値段……。
で、ミリタリー界では先輩だった方々が協力し合って数点作る事になりました。
ちなみにこの縛帯の胸部離脱器は60数年前の当時のものです。
後は先輩たちの手作り。先輩たちと言ってもみな男性でしたけど(笑)。
この縛帯は半分本物で半分レプリカって感じですね。
何だかとっても懐かしい気持ちになりました。
縛帯-a



海軍と言えば…今、私が興味のある人物…
最後の海軍大将として知られた【井上成美】。
あの第二次世界大戦も最後まで戦争に反対の立場を取り、
戦中の只中でも何とか和平に持ち込めないかと
終戦工作に奔走したあの当時では非常に稀な方です。
204px-Inoue_Shigeyoshi.jpg

多くの軍人が真珠湾攻撃の戦果に沸き返る中、
井上さんお1人『なんてことしてくれたんだ』と怒ってらしたとか。
それはアメリカに留学経験がありアメリカの力を知っていらしたから。
終戦工作に拘ったのも
『アメリカ、イギリスとの軍備の比率は低いほうがいい、戦いをすれば負けるから、
なんとか外交でしのいでいかなきゃいかん、…
軍人としてそれを自分に言いきかせるということは悲しい…
そして、悔しい…悔しいけれど…そういう国なんだから。
自分よりも技術が進み、富もあり、人口もたくさんある、土地も広い、という国がある、
ということは仕方がない。もがいたって、これを脱ける訳にいかない。
そういう世界の状況なれば、その中で、無理をしない範囲で
立派な国になっていく方がいいんではないかと考えていた』

と後に語っていらっしゃいます。
こういう冷静な面と命を大切に思ってらっしゃった井上さん。
井上さんの上官でもあり一緒に終戦工作に取り組んでらした米内光政さんに
一向に進まぬ終戦工作に苛立ち『生ぬるい!遅い、遅すぎる。こうしている間にも多くの兵が亡くなっているんです』と訴えられたというエピソードも。

三国同盟も最後まで反対の姿勢を崩さなかった井上さん。
ヒトラー著の『Mein Kampf』(わが闘争)をドイツ語に堪能な井上さんは原書で読み、
ヒトラーが日本人蔑視を公言していることをご存知だったんですね。
日本語訳の本にはその部分は省かれていたようです。

また井上さんが海軍兵学校長時代に
陸軍士官学校が敵国語であるという事で英語教育を廃止し入試科目からも外すと、
海軍兵学校もこれにならうべきだという声が強くなったそうですが
そのような時も「一体何処の国の海軍に、自国語しか話せないような海軍士官がいるか」としたうえで、
「いやしくも世界を相手にする海軍士官が英語を知らぬで
良いということはあり得ない。
英語が今日世界の公用語として使われているのは
好む好まないに拘らず明らかな事実であり、
事実は素直に事実と認めなければならぬ。
外国語のひとつも習得しようという意気のない者は、
海軍の方から彼らを必要としない。私が校長である限り
英語の廃止などということは絶対に認めない」
と却下されたそう。
また、兵学校の卒業式は軍楽隊の『蛍の光』の演奏と共に卒業生、在校生共に「帽振れ」を行うことが定番でしたが、戦時中は「『蛍の光』は敵国の曲なので中止してはどうか」という意見が教官や生徒などからあったそうです。この時も井上さんは『名曲は名曲である。名曲に敵も味方もあるか』と一蹴したそう…。
後のインタビューでは、海軍兵学校長時代を振り返り
『私はジェントルマンを作るつもりで教育しました』
と答えてらっしゃいます。

いや~~~あの当時こんな考えを持った海軍軍人がいらしたとは
本当に驚きました。
まぁ…あんな時代でしたから、このような井上さんを快く思わなかった人達から変わり者扱いを受けたりもしたようですけどね。
そんな中でも「海軍省が針路も見失い、
暗闇の中を懐中電灯で足元を照らしながらうろうろしていた時、
海軍省構内無線大鉄塔の上に米内・井上という
大きな灯台がともったような気がする」
と評価なさっている方もいらっしゃいます。

知的で先見の明があり、ある意味ユニークで
魅力的な歴史的人物の井上さんですが、
あまり一般には知られていないんですよね。
最近良く見るTV番組のBS歴史館あたりで
井上さんを取り上げてくれないかなぁ~(笑)。

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Comments - 2

紺碧

ママさんこんにちは。

こんな記事書くママさんカッコイイです!。
そして勉強にもなります。
フェミニンなママさんがミリタリー。
ギャップがタマンナイっす。

2012-01-14 (Sat) 16:04 | EDIT | REPLY |   

じゅんママ

ありがとう♪

紺碧しゃ~ん♪コメントありがとう

> ママさんこんにちは。
は~い♪こんにちは~v-410

> こんな記事書くママさんカッコイイです!。
あの~"カッコイイ"って所は
素直に喜んで良いんでしょうか(笑)。
ねぇ~女性だてらにこんな分野に入り込むとはこれいかに…v-410v-356

> そして勉強にもなります。
そうですか~。ありがとうごじゃりますぅ~e-466
今回の記事もですがこの私のブログ自体
マイペースで自己満足なものですからe-343

> フェミニンなママさんがミリタリー。
> ギャップがタマンナイっす。

ギャップ…良く言われるんですよ(爆笑)。
でも私自身ギャップ云々は
全く分からないんですけどねん。
でもまぁ…これが私よ♪って事で…v-392

2012-01-14 (Sat) 23:05 | EDIT | REPLY |   

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